こんにちは、KPMGコンサルティング 採用チームです。

KPMGコンサルティング(以下KC)は、新卒選考においてコンサルタントスキルの学びを体感できる『学びの採用』を新たなコンセプトに掲げ実践しています。

前回Vol.1,Vol.2,Vol.3で、『学びの採用』の全体像や具体的な内容などをお伝えしました。

今回は、実際に学びの採用を体験した内定者の声をご紹介します。

 

 

ビジネスアナリスト職内定者 青山学院大学4年生Sさん

 

―オンラインケース面接での気づき―

私はKCの選考を通じて、「反省→実践→再挑戦」のサイクルを何度も経験しました。他社と比べて、フィードバックの機会が非常に多く、自分の課題を客観的に捉え、次の挑戦に活かせるような選考だったと感じます。

特に印象的だったのが、オンラインケース面接です。最大3回挑戦可能な選考形式で、私は夏選考では通過できず、秋選考で再挑戦しました。夏選考のフィードバックからは、「前提条件を意識しつつ、適切な時間配分で工程を進めること」の重要性を学びました。特に、納得できない点に時間をかけすぎて全体のバランスを崩してしまった反省から、ゴールを見据えて冷静に全体設計する姿勢を意識するようになりました。

また「文章の構造を正しく把握する力が不足している」というフィードバックもありました。KCのオンラインケース面接は、KCが発行しているレポートの英語/日本語版を読み、それに関連する問題を解くというものだったので、前提となる情報を正確に読み解く力が求められます。このフィードバックをいただいて以降、KCの発信するレポートやインサイト、ビジネス記事に日常的に触れ、内容を構造的に理解することを心掛けるようにしました。ホットトピックスを理解し、それらに対して自分の考えを持つことで、秋選考のオンラインケース面接に備えるとともに、コンサルタントとして挑戦したい領域を考えるきかっけにもなりました。

 

―JOB選考での実践と手応え―

JOB選考では、とあるテーマへの施策提案について、他の学生と対面で議論しながら取り組みました。抽象的なテーマだったため、チーム内での認識のすり合わせや議論の方向性や終着点の決定が難しいと感じていました。また私のチームには、意欲的で発言量の多い学生が多く、このチームで発揮できる自分のバリューは何だろうかと考えました。そこで私は、意見が多く出るからこそ、その議論の軌道が前提からずれていないかを確認し、方向性を正していくような役目を担うことを心掛けました。ここでも、前提を正しく理解し意識するという前の選考での反省点を活かしていたと思います。

結果として、面接官の方からはチーム内での立ち回りを評価していただくとともに、議論の集約方法に関する課題についても丁寧なフィードバックをいただきました。建設的なフィードバックを選考ごとにいただけたことは、自分の強みと課題を認識する機会となり、選考過程での成長につながっていたと感じます。

 

 

ITスペシャリスト職内定者 慶応義塾大学4年生Mさん

 

―面接で感じたKCの人の好さ―

私が特に印象に残ったのは、KCの面接です。一般的な面接は、「ガクチカ(学業以外で力を入れたこと)」や「志望動機」を聞くのに終始しがちです。しかし、KCはこれらに加えて「学業で何を学んだか」を深堀って聞いてくれたのがとても印象に残りました。私は、大学4年間(面接時点では3年)において学業が占める割合が多い一方、就活では学業が評価されずに学業以外の行動ばかり重視される状況がアンバランスであると感じていました。そんな私にとって、自分が学んできたことを深く聞いてくれるKCの面接を受けたときは驚くと同時に、とても嬉しかったことを記憶しています。

また、最終面接前のリクルーター面談で、それまでの選考についてのフィードバックをいただけたことも印象的でした。自分が考える通過理由と、人事目線での通過理由のすり合わせをすることで、KCが求めている人材についてより理解を深めることができました。またフィードバックは私の良い面と至らない点の両面からのもので、これからどうやって修正していくかまで親身になって考えていただきました。これも私が考えるKCの人の好さが体現されていたエピソードです。

 

―「学びの採用」選考全体を通じて―

エントリー前は正直「長い」と感じました。夏選考の場合はフローが①ES②webテスト③オンラインケース④職種合同JOB⑤職種別JOB⑥一次面接⑦リクルーター面談⑧最終面接、と他社と比べてもかなり長いです。しかし、選考が進んでいくうちにKCならではの見ているポイントがわかってきたり、それぞれの選考における人事の皆さんとのかかわり方が特徴的だったりで、この長いフローを「楽しい」と思うようになったのを覚えています。(内定者懇親会でもKCの選考は楽しかったという話はよくでていました)

また、選考フローを通過した学生だけでなく、通過できなかった学生に対してもフィードバックを伝えるなど、KCを受けてくれた学生に対して何か得るものを提供したいというスタンスは非常に印象に残りました。「学びの採用」はKCが掲げるValueの中の「Integrity(誠実さ)」がよく表れている選考システムだと考えています。

 

 

2名の内定者からは、KCの選考はただ評価されるだけでなく、学生一人ひとりの思考や姿勢に向き合ってくれるものだったと話してくれました。学びと実践を繰り返した選考過程は、自分の弱みにも向き合う辛い時期でもあったが成長のチャンスを与えてもらった貴重な経験だったというコメントが印象的でした。

これからKCの選考を受けていただく方々も、「学びの採用」を通じ成長が得られることを願っています。

 

今後も「学びの採用」の取り組みについてご紹介していきますので、お楽しみに!