今回は、KPMGコンサルティングでのプロジェクトについて、3つの観点から深堀してお届けします。
1. プロジェクトにおけるクライアントとのコミュニケーション
プロジェクトを進めていく際は、KPMGコンサルティング側、クライアント側、それぞれでプロジェクトチームを組成し、課題解決を推進します。
クライアント側でプロジェクトチームへ入る方々は、全体の責任者として社長、CxOなどの役員クラスの方、現場の責任者として事業部の部長クラスの方、現場メンバーとして入っていただく方々も課長、係長と、役職に就かれている方がほとんどです。
KPMGコンサルティング側でプロジェクトメンバー(コンサルタントやシニアコンサルタント職)としてプロジェクトチームへ入る際も、相対するのはクライアントの経営の中枢にいる方々ということになります。
クライアントの課題解決のためには、クライアント側のプロジェクトチームの特に経営層の方々へのヒアリングやコミュニケーションを重ね、課題の本質を捉えたうえで、議論・提案・報告をしていきます。
若手のうちから企業の経営層と対等に接するのは、チャレンジングではありますが、こういった環境を通じて加速度的な成長を遂げることも可能です。
以下のプロジェクト事例も、クライアントの経営層とのコミュニケーションをイメージしながら是非読んでみてください:
👉Management Consultingプロジェクト紹介
クライアントに向き合い課題を解決する他にも、クライアントの多様なニーズに応えるため、常に新しいソリューションの開発にも取り組んでいます。業界のトレンド、自社のナレッジを掛け合わせて自分たちでサービスも生み出し、それを実現するために外部への協業依頼や、それをもってクライアントへの提案活動を行っています。
以下は、戦略コンサルティング部門のオファリング開発例です:
👉製造業における新規事業開発の再生支援 – KPMGジャパン
👉モビリティエコシステムの形成に向けた事業設計アドバイザリー – KPMGジャパン
KPMGコンサルティングでは、創造力と実行力を兼ね備えたプロフェッショナルが集まり、知を集結させてクライアントやその先にある社会課題の解決に向き合っています。
2. グローバルプロジェクト/KPMGインターナショナルとの連携
グローバルプロジェクトや、KPMGインターナショナルとの関わり方についてもご紹介します。
日本にある外資系企業へ向けた業務改革支援や、日系企業がグローバル展開をするための支援など、さまざまな業界、テーマでグローバルプロジェクトを展開しています。
例として、グローバル医薬品メーカーの日本法人のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援したプロジェクトを挙げています。DXをグローバル規模で本格推進していくにあたり、各国の現地法人で異なる社内システムを標準システムに統一する目的で行ったプロジェクトです。
プロジェクトの遂行の仕方や、グローバルプロジェクトならではの苦労についてもご参考ください。
👉【組織・人材マネジメント】クライアントと共に前向きな気持ちを醸成し、構造的なアプローチでDX推進支援
語学力、海外経験を活かす場面はグローバルプロジェクトに限りません。
日系企業向けのプロジェクトであっても、海外のKPMGにベストプラクティスがあれば、そこへ問合せをし、ナレッジを共有してもらい、それを活用しています。
常に変化していく環境の中で前例のない課題に向き合う際には、日本国内の視点や知識で検討するだけでは解決しきれないケースが数多くあります。そこで、先進的な事例で培った「グローバルナレッジ」や「プロセスモデル」「デリバリー方法論」「ベンチマーク」といった情報をKPMGインターナショナル間で互いに共有し、有効活用しているのです。
👉KPMGインターナショナルと連携した事例はこちら:データ関連法規制対応に向けたマクロリスク分析支援 – KPMGジャパン
その他、KPMGインターナショナルと協業して、業界の展望についてレポートを発行、セミナー開催など、さまざまな場面でグローバルとの協業が前提になっています。
👉KPMGインターナショナルの協力のもと発行したレポート:KPMGコンサルティング、「KPMGグローバルテクノロジーレポート2024」(日本語版)を発表 – KPMGジャパン
3. プロジェクトを通じた自身の成長
最後に、プロジェクト経験を通じて、どのように成長し、キャリアの幅を広げていけるのかについて、ご紹介させていただきます。
プロジェクトで扱うテーマは、構想策定から現場の変革支援のための伴走まで多岐に渡ります。冒頭でもご紹介の通り、若手や入社1年目であっても、企業の経緯層と対等に意見や提案をする経験を積んでいくことができます。
また、問題解決能力、分析力、コミュニケーション能力、プロジェクト管理スキルといったコンサルタントに求められる基盤スキルは、多岐にわたるクライアントの業界や支援テーマのプロジェクト経験を通して磨かれていきます。さまざまな業界・テーマに対峙しながら、コンサルティング基盤スキルを向上させていくことで、どの業界でも通用するビジネス汎用スキルを習得できるのが総合コンサルティングファームでキャリアを築くことの強みと言えるかもしれません。
汎用スキルに加えて、特定の領域で専門性を磨いていくこと、挑戦したいテーマの経験を得ることも、積極的に自身の希望を伝えることで叶う環境があります。
アサインの仕組みやどう自身のやりたいことをコミュニケーションしていくかは、こちらの記事で詳しく取り上げています。
👉KPMGコンサルティングでのキャリア ~Vol.3:キャリアサポート・アサイン~|KPMGコンサルティング 採用サイト
この記事を通して、KPMGコンサルティングのプロジェクトについて理解を深めていただけたら嬉しく思います。
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