マネジメントコンサルティング部門

Management Consulting

KPMGコンサルティング

待ったなしのパラダイムシフト、その環境下で価値提供できる人材であること。

情報の非対称性に依存したビジネスは成り立たなくなっている

もともと会計事務所系のコンサルティングファームは会計監査業務を提供する中で、高度な経営管理を行う上で必要とされる会計システムの構築や管理会計の導入を支援するという必要に迫られたサービスを提供するために生まれて来ました。その仕事を遂行するために必要な知見は会計基準の理解であったり、システム導入の経験であったり、決算プロセスの理解であったり、つまりは知識や経験が“売り物”になる良い時代でした。
ところが今の時代、新しい法規制にしても技術要素にしても、すべての人がインターネットからある程度の情報を入手する事ができ、自身の経験と照らし合わせておおよその解決方法の検討にまで、プロの力を借りずとも至ることが出来るようになりました。つまり知識や経験だけを提供するビジネスモデルではクライアントへの価値提供が難しくなってきているという事です。このパラダイムシフトは我々にとっては痛い(笑)。いままでは企業がアクセスできない情報を入手して提供することでビジネスが成り立っていましたが、今はだんだん難しくなってきています。
我々が今後提供する価値の本質は変革請負人です。企業それぞれが異なるミッション、風土を持つ中、以前のようなあるべき姿を外部要因から引き出して定義する進め方には限界があり、各々の企業に対してテーラーメイドした変革のゴール、ステップ、実行支援の在り方を定義してクライアントに寄り添う形での支援が必要となっています。日本経済が停滞している間は企業も我々も日本型経営に自信を無くしていた時代があったので、先進諸国でのベストプラクティスを持ってきて導入するタイムマシンアプローチをよく使いましたが、これがもう通用しなくなっています。技術革新のスピードが早い中、同じステップを経て進化する必要性がないことと、やはり国も違えばマーケットの特性も違うなかで、安易なベストプラクティス採用ではうまくいかない事を今の現場の人たちが身をもって認識しているためです。個社に会ったあるべき姿の発見、そして組織が内的にも外的にも耐えうる変革スピードでの治療を設計することが我々コンサルタントの付加価値だと思っています。

重要なのは自らの経験で磨かれた人間性

様々な業界や成長ステージのクライアントと接する我々にとって必要な素養は何かという問いに対して、私はぶれない軸・価値観と柔軟性だと答えています。仮説を作るにあたっても自身の価値観が必要ですし、クライアントへのインタビューを行う中、熱量の大きいクライアントと話していると、自分自身の軸が明確になければ論点がぼやけてきて聞きたい事も聞けずに終わってしまう事もあります。そもそもクライアントの時間は貴重な中、自身の価値観や考えを持っていない外部の人と話したいとは思わないでしょう。また柔軟性は許容する力であり、様々な価値観・考え方をいったん受け止めてから、議論を進めていく力につながります。どれだけ強い軸を持っていても、他者に対して強引に押し付けるだけでは、上手くいかないどころか、クライアントからもメンバーからも相手にされなくなるでしょう。
この相反する要素を併せ持つバランス感覚が必要です。先ほども申し上げたように、価値あるコンサルテーションを行うためには、内部のツールやリソースだけにこだわらず、外部のエコシステムも活用して最適なものを調達することが重要です。最適なオペレーティングモデルを設計するためにも、サスティナブルな成長を軸とした柔軟な思考が必要となります。そのような思想を目指す方、備えた方とぜひ一緒に仕事をしたいと思っています。

宮原 正弘

新卒の方に向けて

学生時代の様々な経験を通してしっかりとした心の足腰を鍛えられている方を必要としています。コミュニケーション能力が高い方を求めるのは当然ですが、自分の考えをしっかり説明しつつも他人の価値観を認められる方はクライアントにもメンバーにも信頼されます。コンサルティングは最終的には人間力なので、ご自身が磨かれた人間性に自信のある方はぜひ応募ください。

キャリアの方に向けて

各々の専門領域においてスキルを磨かれた方々で、今いる会社の仕事の進め方に疑問を感じている方、それを構造的に解決したいと思いませんか? 愚痴で終わらず、また単にトップダウンで落とすだけではなく、専門性×マネジメントスキルで問題を解決するアプローチを学んでいただきたいと思います。
即戦力が求められるキャリア採用ですが、一方以前の専門性とは無関係の領域でキャリアチェンジを行って活躍されている方々もいらっしゃいます。もちろんハードルは高いですが、高い人間力とビジネスパーソンとしての基礎体力をお持ちの方であれば、新しい領域でのチャレンジで成功される確率も高いです。