こんにちは。KPMGコンサルティング(以下KC)採用チームです。
先日新卒採用チームにて、コンサルティング業界やKCについて知っていただく3daysイベント「KPMG 3days」 を開催しました。このイベントでは、「会社を知る」「働き方を知る」「就活を知る」それぞれのテーマについて、KCの経営層や社員が語りました。
前回(Day1「 会社を知る」)に続き、今回はDay2についてご紹介します。
Day2では「働き方を知る」をテーマに、KCに新卒入社した女性社員2名が登壇し、採用チームが聞き役として話を深掘りしていきました。
登壇者の紹介
H.M:Climate Change & Decarbonization所属マネジャー
2015年にKCへ新卒入社。戦略チームを経て、2022年に気候変動・脱炭素チーム立ち上げを機に異動。現在はマネジャーとして企業の脱炭素化経営支援に携わる。
A.A:Sustainability & Risk Transformation所属シニアコンサルタント
2022年にKCへ新卒入社。1年間のジョブローテーションを経てリスクコンサルティングチームに配属。現在は主に内部監査の高度化支援に携わる。
※KCにおけるキャリアパスについてはこちらをご覧ください
採用チーム:お二人の経験したプロジェクトとその時の主な役割を教えてください。
H.M:新卒入社後は、全員がBusiness Analyst(以下BA)という職位に就き、チーム配属の前に複数のプロジェクトをOJT経験します。BA時代は、上司の指示の目的をよく考え、ミスなくアウトプットを出すというタスクが中心でした。Consultant(以下C)/Senior Consultant(以下SC)昇格後は、担当テーマを一人で推進することもあるため、仕事の仕方は大きく変わりました。例えば、とある自動車部品メーカー向けのプロジェクトでは、市場分析や顧客インタビューなどを行い事業戦略立案の支援をしました。また、業務改革支援プロジェクトに関わることも多く、業務の棚卸、アンケートやインタビューによる実態調査を行い、第三者の視点を活かした改善案の提案をしました。
現在は、気候変動チームのマネジャーとして3人のプロジェクトチームを率いています。企業の脱炭素目標達成の支援をすべく、GHG排出量の算定、開示体制の設計など、効率的な運用設計や規制対応を進めています。
また、パフォーマンスマネジャー(以下PM)として、BAのキャリアや日常の悩み相談を受ける立場でもあります。自身のBA時代を思い出しながら共感しつつ、伴走者として相談者のキャリアや仕事をより良いものにするために一緒に考えながら、マネジャーならではの視点や行動指針を示しています。
A.A :入社直後のBA時代に担当したプロジェクトとしては、内部監査支援、業務改革支援、スマートシティ実証実験支援などがあり、会議調整や議事録・報告書作成の補助を務めました。スマートシティプロジェクトの後半は一人でクライアント対応を行うなど、職位にとらわれないチャレンジングな経験もできました。C昇格後はより自主的に業務を進めることが求められ、上下の立場の人と協力しつつ自分の下のメンバーに指示を出す役割を担いました。SC昇格後は、マネジャーに代わってクライアントと向き合ったりチームメンバーを管理したりと、さらに主体的にプロジェクトを進めることが増えました。
KPMGの海外拠点と連携する内部監査実施プロジェクトを担当したこともあります。クライアントの海外子会社を現地KPMGが監査するプロジェクトにおいて、事前準備や日本側のクライアント対応、および現地KPMGとのコミュニケーションを主導しました。
採用チーム:プロジェクトによって仕事の進め方は変わるのでしょうか。
H.M:仕事の進め方はプロジェクトの性質次第で変化すると思います。例えば、戦略系プロジェクトは指標分析や競合調査など外部環境のリサーチや分析が中心ですが、業務改革プロジェクトは業務の棚卸や業務量分析、削減策の検討などの社内改善が中心です。また、業界やクライアントの特性により対応に工夫が必要な場合があり、プロジェクトを円滑に進めていくには何が必要であるかを考え続けることが大事だと思います。
A.A:私は、プロジェクトの進め方は「人」の影響が大きいと思います。チーム方針によって、裁量権をもって自ら進め方を提案する場合もあれば、長年続いているプロジェクト等予め決められている進め方に則る場合もあります。またクライアントによりプロジェクトへの関与度や打ち合わせの頻度など差があり、関わる人の状況や期待値に応じて柔軟に進め方を変えることが一番重要ではないかと思います。
採用チーム:仕事を進めるうえで意識していることは何でしょうか。
H.M:マネジャーになってからは無理のないプロジェクトを作り上げることを一番大事にしています。限られた時間や予算の中で効果的に成果物を提案することは前提とし、論点整理を徹底して業務計画を組むことでスケジュールの崩壊を防ぎます。しかし、計画通りに進むことは少ないので、変化していく状況に対して臨機応変に対応できる心構えも計画を立てることと同じくらい重要です。
また、チームの雰囲気作りも大切にしています。過去の経験から、笑顔で楽しく働ける環境がパフォーマンスを高めると実感しているので、チームメンバーの意見は尊重しつつ、目的に照らして方向性を決める交通整理役を担っています。
A.A:BA時代から一貫して、プロジェクト初期段階で上司と認識をすり合わせ、同じ目標を見据えて業務を進めることを意識しています。同時に、クライアントの発言やKC内のナレッジを利用して仮説を立て、対話を通じてクライアントの真のニーズをとらえることも大切です。
そして、現在は、プロジェクト全体のゴールを見据えた行動を意識しています。自分のタスクだけでなく他メンバーの進捗状況を把握し、必要に応じて業務分担するなど、チームとしてプロジェクトを成功させる体制づくりを目指しています。
採用チーム:ワークライフバランスはいかがでしょうか。
H.M:事前に調整すれば長期休暇も取りやすいので、1~2週間程度を海外旅行に充てたこともありますし、長期伴走型プロジェクト中でも計画的に休暇を取っています。また、働きながら結婚、出産、子育て等のライフイベントも迎えると思います。特に影響が出るのは出産や子育てと思いますが、社内制度を利用してプライベートの時間を確保することができます。KCには様々なライフステージの変化における影響を考慮した制度があり、今後も拡充されていくと感じています。
A.A:プロジェクトの山場は残業することもありますが、プロジェクトの切れ目や最終報告が終わった直後は、業務量が落ち着き休暇も取りやすいです。メリハリがある働き方が可能と感じています。
採用チーム:最後に、新入社員に向けて、どのように成長してほしいかメッセージをお願い致します。
H.M:若手コンサルタントには、周囲から情報を吸収する姿勢が重要と考えています。上司はプロフェッショナルとしての知見を、クライアントは業務や業界経験を持っています。その差を埋めるために、事前準備をしながらコミュニケーションの中で積極的に情報を引き出し、知識として吸収する努力を日々続けてほしいです。また、若手ならではの新しい視点や専門性や業界の慣習に縛られない自由な発言が、クライアントにとって価値を持つものであることも多いです。そのため、知識不足を恐れるのではなく、素直な疑問や新しい視点を提示することも若手コンサルタントの強みになると思います。
A.A:何事も楽しむ姿勢が重要だと考えます。日々の仕事の中では、時には大きな壁にぶつかることもあるかと思いますが、壁を乗り越えるという経験は、必ず大きな糧になるものだと思います。逆境ですら前向きに捉え、目の前にある経験から多くのことを吸収しながら、コンサルタントとして成長していってほしいです。
いかがでしたでしょうか。
次回は「就活を知る」パートのイベントについてご紹介します。お楽しみに!