KPMGコンサルティング(以下、KC)ではキャリア入社者が入社後、スムーズにプロジェクトワークに入っていけるようさまざまな研修や施策を行っております。
入社時オリエンテーションについてはこちらの記事もご参照ください:中途入社オリエンテーションのご紹介|KPMGコンサルティング 採用サイト
2024年12月からは、研修期間を5日から10日間へ変更し、コンテンツも拡充しました。(*)
従来から実施していたコンサルタントとしてのマインドセット、コンサルティングの仕事の全体像の理解などに加え、コンサルタントとしての基盤スキルの取得と、生産性高く、高品質なアウトプットするためのワークスタイルの定着強化を目的としています。
今回のコンテンツ拡充により、研修後から開始するプロジェクトワークに向けて、スキル面・マインド面ともにより準備のできている状態で臨み、安心してKCでのキャリアスタートしてもらうことを狙いとしています。
*10日間の研修はコンサルタント、シニアコンサルタント向けです
■拡充コンテンツのご紹介
簡単に追加されたコンテンツのご紹介です:
- コンサルタントとしての基盤スキル:
ツール操作、ドキュメンテーションスキルなど、プロジェクトワークに入った際に求められるレベル・スピード感にキャッチアップします。達成状況を見える化し、スキルを使える状態に引き上げます。 - ワークスタイル:
2日間の対面研修で実施し、生産性・品質高く仕事を進めるための汎用的なワークスタイルを理解し、実践できるようにします。
スキルの習得だけではなく、それをもって現場でどのような振る舞いをすれば良いかをワークスタイル研修を通じて理解し、高いパフォーマンスが発揮できる状態を目指す設計になっています。
■研修の様子をレポート
今回は、対面実施のワークスタイル研修1日目の様子を見に行ってきました。
2日間のうち、1日目はレクチャースタイルで、実際の仕事の進め方、上位者とのコミュニケーションについて学んでいきます。KC社員としての共通の仕事の進め方である“プロトコル”を身に着け、その時の環境や一緒に働くメンバーによってそれを調整できる状態にしていく重要性につき理解を深めます。
コンサルタントはプロジェクトごとにチームが組成され、毎回異なる上司やメンバーと働くことになるので、働き方の型となるワークスタイルを身に着けておくことで、スムーズにプロジェクトを開始でき、個人としても、チームとしても生産性高く、仕事をデリバリーすることに繋がっていきます。
レクチャーは、コンサルタント経験者の講師が、未経験でコンサルタントになった際によくある失敗例を挙げながら行い、実際の現場での仕事の進め方をイメージできるよう話が展開しています。
レクチャーを踏まえて、これからコンサルタントとして働くうえで不安なこと、課題になりそうなこと、そのためにこの研修で何を学び、改善・向上させたいかを参加者同士で共有する場や、講師へ、漠然と不安に感じることを質問し、解消していく場も設けられていました。
共有の場、質問の場を重ねるごとに参加者同士も活発に意見を交わすようになり、実践の場でのイメージが濃くなっていく様子が伺えました。
この盛り上がった雰囲気で、初日の夕方と2日目にかけては、プロジェクトワークを模擬的に行い、インプットしたことを実践する流れになっています。実践では、上司とのコミュニケーションも含めてトライし、参加者同士でもそれについて意見交換ができ、現場ですぐに活用できる内容が詰まった研修となりそうです!
なお、この研修で学ぶワークススタイルはKC社内のマネジャー職以上の社員にも浸透しています。マネジャー以上は、新たに加わるコンサルタント・シニアコンサルタントが、このワークスタイルをインプットしている状態であることを前提に現場でのコミュニケーションを行うことで、初期に経験するプロジェクトのOJT強化にも繋がっています。
その他、研修コンテンツについてはこちらページもご参照ください。