社員インタビュー

Interviews

KPMGコンサルティング

広いレンジのジェネラリストと、深い専門性のスペシャリストを目指して。

M. K

ビジネスイノベーション部門
マネジャー
2018年入社 Department of Architecture and Built Environment 修了

大学では建築を専攻。イタリアへプロダクトデザインを勉強しにいった際、自国のプロダクトデザインにプライドを持っている人々の姿に触れ大きな影響を受ける。その後、イギリスに渡って大学院に進み、建築環境工学について研究。帰国後、新卒でKPMGコンサルティングに入社。

自分の視野の外で起きている問題に関心

大学の建築工学コースで学んだ後、半年間ほど、日本の大学院で副専攻として別の領域について学んだことがあります。現代社会が直面するさまざまな問題を解いていくためにジャンルの枠を超えた横断的な俯瞰力と独創力でディスカッションを行うというそこでの学びは、建築という狭い分野を飛び越えて世の中を見るという点で、私にとって大変に刺激的でした。その時感じた、自分の視野の外で起きていることにも目を向けて解決のためのアプローチを考えるべきだという思いが、建築とはまったく異なるコンサルティングという分野へと私を導いてくれました。そして、コンサルティングは“人”がすべてであり、人材の専門性のレンジが広く、かつ専門家として質の高い人材が揃っていると感じたのが、KPMGコンサルティングでした。

また、互いに足を引っ張り合うような風土とは無縁で、一緒に働きたいと思えるような人柄の社員ばかりであるという点でも、KPMGコンサルティングは魅力的でした。この印象は入社後もまったく変わっていません。

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先駆的なプロジェクトに参画できる魅力

入社後、大学院で建築構造物の省エネルギーに関する研究に取り組んだバックグラウンドを活かしたいという希望を伝えたところ、アサインされたのが現在所属する、エネルギー業界の電力システム改革に伴い創設される市場に係る業務の設計支援というプロジェクトです。2020年に向け「容量市場」の立ち上げ準備が進められていますが、それに伴って、この「容量市場」に係る業務設計をサポートすることがこのプロジェクトのミッションです。その中で私は、会議の議事録の作成やミーティングのセッティング、プロジェクト全体の整合性を図るため、広くメンバー個々の意思疎通を促進していく役割を担っています。

「容量市場」立ち上げに伴う業務設計は欧米の取組みを参考に進められていることからわかるように、これまで日本では先進的な取組みです。フロントランナーとしてこうした先駆的なプロジェクトに参画できるのは大きな喜びであり、それは常に新しい事に挑戦しようとする風土のあるKPMGコンサルティングだからこそ得られたチャンスだと受け止めています。デジタルテクノロジーへのアプローチも含め、このようなフロンティアスピリットは当社の持ち味です。

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実践的な研修で、あえて厳しさを学ぶ

現在のプロジェクトにアサインされる前に受講していた新入社員研修は、大変刺激的でした。特に印象的だった研修が、実在の企業を取り上げて新規事業を立案するというもので、データ分析から発表に至るまで、限られた時間の中、受講者一丸となって気合いを入れて取組みました。しかしレビューの場では、詰めの甘かった点をとことん指摘されることに。予想されたこととはいえ、落ち込みました。しかし今振り返ると、短期間ながらもその研修を通じてかなり力を付けられたと思っています。

プロジェクトのメンバーは多様なバックグラウンドを持つそれぞれの分野の専門家が集まっており、互いの知見を交換しながらディスカッションを進めています。その中に身を置いていると、まさに専門性のレンジの広さと人材の質の高さが実感でき、自分の視野の外で起きていることに触れられているという喜びを得られます。このプロジェクトに参画できたことは、大きな成長につながりました。

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自分ならではの価値を発揮できる人材に

今は多様な専門性が融合するプロジェクトの一員として刺激を受けながら仕事を進めていますが、将来的には自分ならではの専門性を発揮できるプロジェクトに参画し貢献したいと考えています。そのためにはいずれか一つの専門分野を極めていくことが今後の課題です。
理想とするのは、ジェネラリストとして幅広い領域をカバーできるレンジの広さを身につけつつ、同時にスペシャリストとして誰にも負けないような深い専門性も身につけていくことです。具体的な道はこれから決めていくことになると思うのですが、将来が楽しみです。

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。