社員インタビュー

Interviews

KPMGコンサルティング

無限の可能性を持つ宇宙ビジネス。その裾野の拡大に貢献し、新しい産業を創出する。

Y. H

ビジネスイノベーション部門
マネジャー
2018年入社

学生時代は経済を専攻。新卒でKPMGコンサルティングに入社後、約1年間のジョブローテーションで、人事・業務改善・M&Aなど、幅広いコンサルティング業務を経験。2年目の秋にFinTech Innovation(現Edge Incubation & Innovation)に所属となり、クライアントの新規事業創出の支援を担当。事業アイデアの創出、市場性調査と多様な支援を行う。現在は主として宇宙ビジネスの分野に携わる。趣味は食べ歩き。グルメレポートのSNSはフォロワー1万人を超えた。

フラットなカルチャーに惹かれて

自分が表舞台に立ってスポットを浴びるより、誰かが輝くのを後ろで支えるのが好きなタイプです。就職活動でコンサルティング業界を志望したのはそれが理由でした。クライアントに寄り添いながら様々な課題の解決に取り組む仕事は、自分に向いているように感じました。
いくつかのコンサルティングファームから内定をいただいた中、KPMGに決めたのは“人”に惹かれたことが一番の理由です。確立された“個”が、クライアントとともに課題解決に挑むのがコンサルタントです。上下の垣根のないフラットなカルチャーの中、新人に対しても自然に「君はどう思う?」と問いかけてくれるKPMGは、“個”を確立する上でふさわしい環境があると感じました。就職活動中に社員と面談した際も、我々就活生をお客様扱いせず、対等の存在として接してくれたことにも惹かれました。
こうした印象は入社後も変わりません。むしろ良い意味で想定外に感じたことも多々ありました。挑戦したいことがあれば、たとえ実績が無くとも遠慮せずにチャレンジさせてくれますし、どんどん責任を持たせてくれます。手を挙げれば何だってできる文化は、KPMGの最も魅力的なところです。

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宇宙という、新たなビジネスの芽を育てていく

今後大きな成長が期待される宇宙ビジネス。かつて宇宙開発は国家が主導するものでしたが、現在では民間による商業的な利用機会が広がっています。その裾野は意外と広く、ロケットの製造や打ち上げなどに限りません。様々なプレーヤーがビジネスチャンスを求めて参入を目指しています。現在私はこの宇宙ビジネスの領域で、例えば「人工衛星のデータを地上のインフラの整備に利用できないか」といった、事業アイデアの実現性の検討や市場性の調査、各種規制の調査等に携わっています。
最近では、政府から受注した案件に力を入れています。これは全国の地方自治体を巻き込んで宇宙ビジネスの市場を盛り上げるために省庁と協力して様々な仕掛けをしていこうというもので、私はその事務局を担当しています。長らく国家が主導してきた領域のため、宇宙ビジネスというとどうしてもプロダクトアウト型が中心となってしまい、やはりユーザーニーズとのギャップが存在します。それを埋めるための取り組みとして、非常に意義のある試みだと考えています。
米国等と比べると、資金面でも人材面でも日本は後れを取っているのが現実です。宇宙というと日本ではまだアカデミックな領域というイメージが強く、ビジネスとして取り組もうという気運そのものが育っていません。上場企業からベンチャーまで、広くあらゆる産業に目を配りながら日本全体に宇宙ビジネスのタネを蒔き、芽を育てていく。そんな貢献ができればと考えています。

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常に知識がアップデートされる醍醐味

宇宙は、例えばメタバースなどと並ぶ現代社会のホットワードです。しかしかつての私は、宇宙に対して特別な興味や関心はありませんでした。それがEdge Incubation & Innovationに配属されたことをきっかけに宇宙ビジネスに携わるようになり、その醍醐味にたちまち魅せられたのです。
一方で私は文系の出身ですから、工学的な知見に欠けるのは事実です。そのため物理などを改めて勉強し直しているところです。新しいビジネスにつながりそうなチャンスのタネをクライアントとともに模索する中で、常に知的好奇心が刺激され、毎日新しい知識が身についていくことは大きな喜びですね。また、社内には私も含めて宇宙好きな仲間が集まる『宇宙倶楽部』というサークルがあり、定期的に最新の宇宙関連のニュースをとりまとめて社内に発信しています。宇宙分野は情報のアップデートが著しく、1週間のうちに数十の新規プレスリリースが発表されています。そのような活況を極める宇宙産業の発展の一端を自らが担っているという実感があります。

現在の目標は宇宙ビジネスのコンサルタントとして、この領域におけるKPMGのプレゼンス向上に貢献することです。宇宙ビジネスが盛り上がりを見せてはいるものの、クライアントの立場からすると宇宙アセットをどう自社のビジネスに結びつけられるか、手探り状態です。例えばGPSが私たちの日常生活に不可欠なものとなったように、実は宇宙とは案外身近な存在なのです。そうした意識をクライアントに持ってもらい、新しいビジネスの開発に向けて背中を押していきたいと考えています。

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宇宙ビジネスとともにKPMGの未来を拓く

KPMGコンサルティングは非常に若い組織です。特に当社は新卒採用の歴史も浅く、私が初の国内大学卒業の新卒社員の1人です。組織の風通しは非常に良く、経営トップも私たち若手の顔と名前をすべて覚えてくれていて、社内で会うと必ず声をかけてくれるほど。「将来のKPMGを担うのは君たちだよ」との言葉に、大きく期待されているのだと感じます。こうした環境は非常に心地良いものです。
コンサルティングファームは、あらゆる産業のプレーヤーと関わりを持てることが特徴です。だからこそ宇宙ビジネスのような新しい領域を、多くの企業と一緒に盛り上げていくことができます。そしてKPMGには、宇宙ビジネスにグローバル規模で先駆的に取り組んできたアドバンテージがあります。テクノロジー進化が目まぐるしく変化の速い時代だからこそ、これまでビジネスチャンスのなかった領域の可能性が拡がっています。そこには、まだ専門家のいないブルーオーシャンが拡がっており、ビジネス経験の浅い若手にとってもそこの領域で第一人者になっていくチャンスがあると信じています。
刺激的な領域で新しいビジネスを生み出すことに関心のある方は、ぜひ一緒に挑戦してみませんか。宇宙は無限です。私たちの手がけるビジネスの可能性も、無限に広がっています。

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。