コンサルティングサービスや各業種に対する深い知見を獲得するため、サービスライン勉強会やセクター勉強会を定期的に開催し、各サービスラインのサービスメニュー、ホットトピックス、事例紹介、各セクターのプロジェクト実績の紹介などを実施しています。

現在KPMGでは、Learning Technology Ecosystem（LTE）でLifelong learning（生涯学習）を推奨しています。これは、個々人がグロースマインドセットで将来的な目線に立って身につけるべきことを見極め、自発的に学習し続けるために、組織がLTEでそのニーズに対応できる充分なプラットフォームを用意し、価値ある人材であり続けることを後押ししていく、ということを基本思想としています。
これからは、従来の指示された受動的な学びではなく、時代の潮目の変化に合わせ、多種多様な課題に向き合い、何が問題か発見し、新しい知識を得る“Lifelong Learning”のスタンスで常にアップスキリング・リスキリングを行っていくことが求められています。KPMGには、それらを実現できるさまざまな環境が用意されています。
LTEを通じては、世界140ヵ国以上のメンバーファームが持つ膨大なオンライントレーニングコンテンツにアクセスすることができます。コンサルタントとしての普遍的な基礎スキルから、世界中の最新のビジネストレンド・知見・事例を学ぶ環境があることはKPMGの大きな強みです。
KPMGコンサルティングは、社内外のさまざまなプラットフォームを活用し、国内外の豊富なコンテンツにアクセスできる学びの環境を整えることで、グロースマインドセットを持つメンバーが付加価値・マーケットバリュー・キャリアを磨くことのできる環境を提供しています。

オンライン研修​だけではなく、社内外の講師によるファシリテートのもと、対面による講義・ディスカッションを通じてアウトプットを行う研修・セミナーを定期的に開催しています。オンライン・オフラインそれぞれのメリットを目的に応じて使い分けることで、より効果的な学びの機会を提供しています。
また、KPMGは最も価値ある資産として、「人材」への投資を積極的に行っています。​その象徴として、2020年１月にアメリカ合衆国フロリダ州に独自のユニバーシティであるKPMG Lakehouse Advisory Universityを開設しました。KPMGの125年の歴史を反映しつつ、最先端の学習・イノベーションの拠点として各国からエキスパートが集まりディスカッション・セッションを行っています。KPMGコンサルティングからも社員の派遣、学習機会の提供を行っています。
そして、KPMGはヤングダボス会議とも呼ばれる「One Young World」の2022年リボンパートナーとして協賛をしています。「One Young World」は世界中から100団体以上、各業界をリードする有名企業や、各国の官公庁などが協賛し、参加者は例年190ヵ国2,000名超に上る国際会議です。国や企業の枠組みを超えて世界が直面する重要課題についての基調講演、ディスカッションの場にKPMGコンサルティングから社員が参加し、最前線の議論、知見を得るチャンスを提供しています。

KPMGコンサルティングでは、職階に関係なく一人一人がリーダーシップを発揮し互いに影響し合い、組織としてより大きな価値を創出する人財を育成すべく、次世代によるリーダシップ開発を推進するコミュニティ、Leadership Development CoPを立ち上げました。
さまざまな施策を企画し、展開している中の1つとして、リーダーシップの行動規範のフレームワークであるEAL（Everyone A Leader）の浸透があります。EALはKPMGで多額の投資・研究によって開発されたフレームワークで、KPMGで掲げている人材像および社会的ミッションを体現し続けるために、全メンバーがリーダーシップを発揮できるように定義した行動様式です。そのため、職階ごとに求められる行動が定義されており、業界でも進んだ取組みが取り入れられています。KPMGコンサルティングでは、インプットするだけではなく、ワークショップでのディスカッションなどを通じて、全メンバーにEALについて考えてもらう機会を提供しています。EALを理解することがゴールではなく、EALを知り、一人ひとりが求められるリーダーシップについて考え行動し続けることがゴールです。

この他にもLeadership Development CoPは次世代リーダーとして、全メンバーがリーダーシップを発揮しより活発な組織となるよう、経営層に対してさまざまな企画・提案を積極的に行っていきます。