等身大の挑戦が、キャリアを育てる

 

学びの原点とキャリアのはじまり

──まずは自己紹介をお願いします。
私はTechnology & Transformation(TT)部門に所属しており、ITを軸にしたコンサルティングを行っています。大学では情報学科で画像処理を中心に研究していました。大学院まで進み、研究職やエンジニアなどさまざまな選択肢がある中で、より広い視野で仕事ができるSIerに就職しました。
──SIerでの最初のプロジェクトについて覚えていらっしゃいますか?
はい、政府系金融機関向けのシステム開発でした。要件定義から設計、プログラミング、テスト、運用保守まで一通り経験しました。規模も大きく、海外拠点を含めて千人規模のプロジェクトで、非常に貴重な経験でした。

 

苦労と成長の実感

──若いうちから大きなプロジェクトに関わられていたのですね。苦労されたことはありますか?
システム全体を把握するのが難しく、チームごとに進捗が異なるため、調整が大変でした。特にテストフェーズでは遅延が発生し、リカバリーに苦労しました。ただ、3〜4年目には小規模プロジェクトのリーダーも任され、徐々に全体を見渡せるようになりました。

──大学での学びは活かせましたか?
多少は活かせましたが、社会人になってからの学びの方が圧倒的に多かったです。実務を通じて成長することの大切さを実感しました。

 

転職と新たな挑戦

──KPMGコンサルティングに転職されたきっかけは?
前職で5〜6年目を迎えた頃、現状に不安を感じて転職を考え始めました。実際に転職活動を行ったのは8年目を迎えた頃でしたが、SIerでは行うことが出来ない上流工程に携わりたく、コンサルティングファームへの転職を決意しました。コンサルティングファームの中でも面接で出会った社員の人柄やサポート体制に惹かれて入社を決めました。
──入社後のギャップはありましたか?
スピード感がまったく違いました。SIerでは週単位で動いていたものが、コンサルでは日単位、時には時間単位で動きます。また、リモートワークやフレックス制度が整っていて、働き方の自由度も高いです。

 

プロジェクトを通じて社会に貢献する

──印象に残っているプロジェクトはありますか?
2年間支援させていただいた公共機関向けのデジタル戦略案件です。民間企業と連携してサービスを創出しました。もう1つはインフラ関連企業向けの業務改善プロジェクトで、現状分析からシステム導入までを支援しました。どちらも社会の変革に関わる意義深い仕事でした。

 

コンサルタントとしてのマインドと未来

──コンサルタントに必要なスキルやマインドは?
ロジカルシンキングとコミュニケーション力は必須です。クライアントとの対話だけでなく、社内の連携も重要です。また、自発的に動く姿勢と「なぜ?」を深掘りする探究心が大切だと思います。
──ワークライフバランスについてはいかがですか?
プロジェクトのフェーズによって忙しさは変わりますが、調整次第でバランスは取れると思います。休暇もプロジェクトの切れ目でしっかり取れますし、家族との時間も大切にできています。
──今後のキャリアについて教えてください。
今後は案件の獲得やメンバー育成にも力を入れていきたいです。自分が成長するだけでなく、周囲の成長を支えることができるようになりたいと思っています。

 

──最後に、これからコンサル業界を目指す方々へメッセージをお願いします。
コンサルティングは多様な業界やプロジェクトに関われる、成長の機会に満ちた場所です。自分自身を高めたいと思っている方には、ぜひ挑戦してほしいですね。
※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のも