ERP導入の先にある「変革」をともに楽しむ

 

コンサルタントとしての原点

──まずは、KPMGコンサルティングに入社されるまでのキャリアについて教えてください。

大学院卒業後、就職したのは重工業メーカーで、情報システム部に配属されました。当時はまだメールが普及し始めた時代でした。ITが仕事の在り方を大きく変えることを実感した原点です。

その後、事業の状況もありコンサルティング会社へ転職。当時はERPが流行していた時期でしたね。以来、20年以上にわたりコンサルティング業界でERP構想策定から導入まで全方位に活動しています。

 

変化するコンサルタントの価値

──20年前と今では、コンサルタントの在り方に違いを感じますか?

大きく変わりましたね。昔は情報が限られていて、ERPパッケージのSAP導入も初めての企業が多く、機能や設定を教える立場としての価値がありました。今は情報が溢れていて、検索すれば答えが出てくる時代。だからこそ、コンサルタントには「オンリーワンの価値」が求められています。

クライアントがインターネットで得られる知識を超えるインサイトを提供し、構想から実装、定着まで一緒に走り切る姿勢が重要です。単なる知識提供ではなく、変革の伴走者としての役割が強くなっています。

 

印象深いプロジェクト体験

──これまでのプロジェクトの中で、特に印象に残っているものはありますか?

初めてマネジャーとしてデリバリーを担当したグローバル業務改革プロジェクトですね。ERPパッケージを通じて、業務プロセスの標準化と内部統制の強化を目指しました。

この企業は、複数の業務システムが分断されていたため、情報の流れを統一する必要がありました。既製品のERPパッケージを導入することで、業務の「ダイエット」を図り、現場の説得を重ねながら変革を進めました。特に現場との対話が大変でしたが、最終的に感謝の言葉をいただいた時は、すべてが報われた気がしました。

 

KPMGコンサルティングでの挑戦と文化

──KPMGコンサルティングに入社されてからの印象はいかがですか?

今年1月に入社しましたが、非常に楽しく仕事をしています。特に感じるのは、プロフェッショナルファームとしての意識の高さ。品質を重視し、誠実にクライアントに向き合う文化が根付いています。

他社では、受注後に人材をかき集めるような場面もありましたが、KPMGコンサルティングでは人材や品質の担保が前提。だからこそ、チームで支え合う意識が強く、安心して仕事に取り組めます。

 

これからのビジネスと仲間へのメッセージ

──今後、KPMGコンサルティングでどんなビジネスを展開していきたいですか?

KPMGコンサルティングの強みを活かし、SAP導入に社会的責任の視点を加えたサービスを展開したいです。たとえば、ESG対応や欧州のレギュレーションに準拠したERP導入など、効率化だけでなく企業の価値向上に貢献する仕組みを提案していきたいですね。

──最後に、どんな仲間と一緒に働きたいですか?

チャレンジを楽しめる人ですね。成長には痛みが伴いますが、それを乗り越えるプロセスを楽しめる方と一緒に仕事をしたいです。スキルや経験は後から身につけられます。自己研鑽を続けられる方なら、KPMGコンサルティングでご活躍いただけると思います。

 

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。