経験を重ねて見えてきた「人を大切にする」仕事のあり方
法律学からITへ──アルバイト経験が導いたキャリアの転機
──学生時代はどんなことを学ばれていたのですか?
大学では法律を専攻していました。最初は金融業界やサービス業に興味があり、就職活動ではさまざまな業界を見ていましたが、大学4年生の時にコンピューターショップでアルバイトを始めたことが転機になりました。電話対応を通じてパソコンの知識を深めていった結果、トラブルシューティングを任されるようになり、ソフトウェアに強い興味を持つようになりました。
──その経験がIT業界への道を開いたのですね。
はい。アルバイトで得た実務経験が、自分の適性を見つけるきっかけになりました。法律学で培ったロジカルな思考は、プログラム開発やクライアントへの提案にも活かせると感じ、IT業界への就職を決めました。
初めての職場で感じた「人との距離の近さ」
──最初に選ばれた会社について教えてください。
社員数100人ほどのソフトウェアハウスでした。社長が面接から説明会まで直接対応し、入社後も毎朝顔を合わせるような距離感でした。家族構成まで気にかけてくれるような温かい社風で、学生ながら一人前として接してもらえたことが印象的でした。
──その会社ではどんな仕事をされていたのですか?
プログラマーとして3年半勤務しました。大手電機メーカーのコンサルタントとともに仕事をすることがあり、そこで初めてコンサルタントに興味を持つようになりました。クライアントの課題に対して提案を行い、システムを通じて解決していく姿に、自分もその立場で働きたいと思うようになりました。
大手グローバルコンサルティングファームでの13年間──挑戦と成長の連続
──その後、大手グローバルコンサルティングファームに転職されたのですね。
はい。13年半在籍し、2年ごとに異なる役割を経験しました。インフラ構成の提案からマネジャー、シニアマネジャーまで、常に新しい挑戦がありました。最初はわからないことばかりでしたが、恥をかくことを恐れずに周囲に聞き、学び続けることで乗り越えてきました。
──印象に残っているプロジェクトはありますか?
あるプロジェクトでは、予算管理や進行管理まで任され、最終的にクライアントから「〇〇さんのおかげで会社が良い方に向かいそうです!ありがとう!」と言われたことがありました。責任の重さを感じながらも、やりがいのある経験でした。
スタートアップ企業での挑戦──製品開発から営業まで全方位で活躍
──その後、ITスタートアップ企業に転職された理由は?
現場でクライアントの課題に直接向き合いたいという思いが強くなり、ERP以外の領域にも挑戦したいと考えました。ITスタートアップ企業ではESG領域のAIソリューションを開発し、マーケティング、営業、コンサルティング、プロダクト改善まで幅広く担当しました。自社製品を作り、直接クライアントの声を反映できる環境は非常に刺激的でした。
KPMGコンサルティングで目指す「ナンバーワンの導入部隊」
──KPMGコンサルティングに入社された決め手は何でしたか?
日本法人としての成長過程に魅力を感じました。特にオラクル導入部隊はまだ発展途上で、組織を拡大していくフェーズにあることが、自分の経験を活かせると感じました。
──今後の目標について教えてください。
導入部隊を日本市場でナンバーワンにしたいと思っています。指標は何でも構いませんが、チーム全員が「これを目指そう」と思えるものを見つけて、共に成長していきたいです。
──どんな方にKPMGコンサルティングに来てほしいですか?
「人を大切にできる」方です。優しさとは単なる甘さではなく、時には厳しい指摘も含めて、相手の成長を考えられることが大切です。コンサルティングワークは1人ではできません。仲間やクライアントとの関係を築きながら、共に成長していける方にぜひ来てほしいです。
──最後に、皆さんへのメッセージをお願いします。
仕事は楽しんでほしいです。最初は大変でも、達成感が得られれば必ずうまくいきます。課題は乗り越えられるものですし、日々の中に楽しみを見つけながら進めていけば、キャリアも自然と築かれていくと思います。
※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。