ビジネスそのものの変革に真摯に挑む—Operations Strategy部門の仕事と想い
「ビジネスそのものをどう変革するか」に焦点を当てていく
──KPMGコンサルティングのなかで、Operations Strategy(OS)はどのようなチームであるか、教えていただけますか?
OSはバリューチェーン全体を対象に変革を支援しているチームです。ビジネスモデルから、オペレーションやサプライチェーン戦略、組織、業務、テクノロジーまでを総合的に支援することで、クライアントの本業そのもののパフォーマンス向上を目指しています。OSは業務変革を軸としたチームであることから、テクノロジー導入に関してはテクノロジーのチームが主体となり、協働している形になります。
──最近のプロジェクトでは、どのようなテーマに取り組まれているのでしょうか?
最近のトレンドを受けて、増加傾向のテーマとしては、自国第一主義的な動きからくる「地政学リスクや関税を踏まえたサプライチェーン再構築」や、サステナビリティへの対応からくる、「サステナブルサプライチェーンやサーキュラーエコノミー変革支援」といったテーマが挙げられます。
たとえば、前者はコスト優先のグローバルに長いサプライチェーンからリージョンなど短くレジリエントなサプライチェーンに組み替えていくような検討を支援、後者は、サーキュラーなビジネスモデルの定義から変革に向けたオペレーション戦略やKPI再設計などを支援しています。
また、ブロックチェーンやフィジカルインターネットといった新技術活用の検討支援も推進しています。単なる効率化ではなく、信頼性やブランド価値の向上といったビジネス価値の向上を目指した取組みを進めています。
構想から実行までの伴走型支援
──地政学リスクや関税を踏まえたサプライチェーン再構築プロジェクトは、どのような流れで進められるのでしょうか?
まずは現状のサプライチェーンモデルを可視化し、将来の事業計画も踏まえてモデルを作成します。そのうえで、リスクシナリオと発生インパクトを検討し、大きなサプライチェーンネットワークの考え方を設計します。その後、具体的なところで税制や物流コスト、在庫管理、利益配分などを総合的にシミュレーションし、最適なサプライチェーンネットワークを構築していきます。
検討に当たっては、当社の地政学リスクチームのほか、税理士法人や現地法人との連携も含め、実行性のある支援を行っています。最適なサプライチェーンネットワークの構想策定だけでなく、サプライチェーン拠点や物流要件の定義から、ベンダー選定、実行支援までハンズオンでサポートしており、単なる構想にとどまらず、実装まで伴走するのがOSチームのスタイルです。
クライアントファーストの姿勢と柔軟性がチームの強み
──OSチームの強みやカルチャーについて、もう少し詳しく教えてください。
前述のとおり、私たちのビジネスドメインはバリューチェーン改革として、ビジネスモデルからオペレーション戦略、組織、業務の変革中心のチームになっているところに特徴があります。テクノロジー導入で多くを稼ぐようなビジネスをしていないということです。もちろんプロジェクトスコープによりますが、私たちのプロジェクトの多くは4~6人程度と少数精鋭で、クライアントと変革ビジョンや新しい組織、業務の目指す姿を描いていくことがメインの仕事になっています。
このような私たちの最大の強みは、単に業務改革として効率化やテクノロジー活用をすればいいのではなく、戦略面を踏まえてビジネス価値向上を狙う、テクノロジー面も踏まえて実現性を担保していく、クライアントならではの業務改革を推進していること、それを支えるクライアントファーストの姿勢です。売上やKPIに縛られず、クライアントの課題に真摯に向き合い、価値を届けることを大切にしています。人事評価も、数字ではなく「どれだけクライアントに貢献できたか」で判断されますし、相対評価ではなく、能力絶対評価を実施、プロモーションも決まる健全な環境です。
また、KPMGジャパンのメンバーファームやKPMGインターナショナルとの連携がスムーズで、グローバルなプロジェクトにも柔軟に対応できます。ホワイトスペースがある分、自分の志でチームを立ち上げることも可能です。
さらに、サステナビリティやサプライチェーン改革など、社会的意義のあるテーマに取り組める点も魅力です。単なる業務改善ではなく、産業構造そのものを変えるような挑戦ができる環境があります。
志を共有できる方と一緒に、より良い未来をつくっていきたい
──最後に、どんな方に仲間になってほしいですか?
目の前のスキルだけでなく、クライアントの本質的な課題に向き合い、価値を届けたいと心から思える方と一緒に働きたいと思っています。志を共有できる方と一緒に、より良い未来をつくっていきたいです。
KPMGコンサルティングのOSチームは、コンサルタントにとって非常に良い環境だと思います。数字に追われることなく、クライアントのために本質的な仕事ができる。そんな環境で、ぜひ一緒に挑戦してほしいと思っています。
※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。