2025.06.20

【イベントレポート】新卒入社社員運動会

2025年5月末の週末に、初の試みとなる「新卒・第二新卒入社社員運動会」を実施しました！

この企画は、社員同士の交流促進を目的として、実際に2021年に新卒で入社した社員が立案・企画したことで、実現したものです。

立案者である社員によるレポートをお楽しみください！

■運動会を実施するに至った想い

最初から「運動会をやろう！」と思っていたわけではなく、社員の交流を深める機会を生み出したいなとぼんやりと思っていたことがきっかけです。

私は2021年に新卒入社したのですが、同期は新卒・第二新卒合わせて30名程度で、話したことが無い同期などは存在しませんし、いまでも年1回はみんなで集まるような関係性を築けています。しかし同じく新卒で入社した後輩の話を聞いていると、社員数が増えたことやリモートワーク中心になったこともあり、「一度も話したことが無い同期がいる」という声を多く耳にしました。
また、私は一度会話をした相手の名前やその時に話した内容を覚えておくことが得意で、かつ多くの社内イベントにも顔を出しているので、社内の知り合いは多い方だと思っているのですが、それでも年々知らない社員が増えていることを実感していました。私がそう感じるということは、他の社員は、より社員間の繋がりが狭く・細くなっているのではないかと考えました。これはコラボレーションを大事にする当社としては死活問題ですし、この傾向はKPMGグループで年1回実施している従業員サーベイの結果にも表れていました。そこで、社員の交流を生み出せる機会を作りたいなという想いに至ったのです。

ちょうどそのころ、当社にある働き方改革をリードするLEAPという組織が実施したアンケートで、リモートワークによる運動不足を体感している社員が多くいるという結果が出ていることを知り、交流の創出 x 運動で、運動会の実施を思い付きました。

■運動会実施までの道のり

思い付いてすぐに、この企画に賛同してくれそうな同じく新卒の後輩に声を掛けました。

そこからは、2人で改めて運動会を実施する目的や会場候補、必要な費用などの企画概要を整理し、社内イベントの運営を担当する組織のリーダーかつ当時の代表で現会長の宮原さんに相談へ行き、社内のオフィシャルなイベントとして運動会実施の承認をいただきました。話を聞いてくれ、企画の後押しをしてくれるのが、当社の良いところだなと実感しました。

そのあとは、新たな企画賛同者を含めた5人でプロジェクトさながらにWBSを作成し、役割分担をしながら会場手配や種目の選定などを進めていきました。実は、プロジェクトのように進めていくことにしたのは、円滑に進めるためというのと、もう1つ意図がありました。
メンバーには当時入社1年目の社員が2人いましたが、複数のプロジェクトに同時に入るという経験がまだなく、疑似的に複数プロジェクトを同時に処理することを経験してもらうことにしたのです。運動会の運営を通して、今後のステップアップに繋がる経験を得てもらえればという想いからです。これは個人的な考えですが、複数のプロジェクトで負荷がかかりすぎるのは、精神的にも体力的にも厳しいですが、片方に業務とは違った楽しさがあるならば、多少負荷がかかっても、乗り越えられると考えています。私含めた他の3人は複数プロジェクトの実施に慣れていたので、フォローする体制も万全に整えていました。

ある程度準備が進み、今回の参加対象者である新卒・第二新卒入社社員への声掛けを始めていくと、多くの方から「喜んで参加するよ！」・「手伝えることがあったらなんでも言ってね」などと言ってもらい、また参加が叶わない方からも「来年あったら参加するから教えて」といった声がありました。こんなに賛同してくれる人が多いとは思っていなかったので、その時点で企画してよかったなと思ったことを覚えています。また、宮原会長を始めとした経営層からも参加表明があったのはとても嬉しかったです。

■運動会当日の様子

当日はあいにくの雨でしたが、約180名の社員が都内の屋内施設に集まりました！
受付で各チームに合わせた色のハチマキを配り、チーム毎に自己紹介や準備体操をして、いざ開始。

開会式では、上記したような開催に至った想いという、この日”唯一”の真面目な話を私からさせていただき、その後は当日急に指名した社員による選手宣誓をもって一盛り上がりしてから各種目に入っていきました。

交流が生まれやすい種目や、会社のことを知れる種目、そして全力で運動する種目を計6種目約4時間にわたって実施しましたが、正直こちらが想定していたよりも何倍も社員が全力で盛り上がっており、普段の業務から解放され、童心に返ったような顔で楽しんでいるのを見ることができて企画者冥利に尽きると共に、進行側ではなく参加者として参加したかったなという思いが芽生えました。

今回協力してくれた4名も普段から運動が好きなメンバーなので、同じ思いだったのではないかと思っています。また、種目と種目の間では、備品の回収や準備を当たり前に手伝ってくれる社員が多く、小さいことですが良いメンバーが多いなと思っていました。

クイズで盛り上がる参加者

閉会式では優勝チームの表彰を行い、宮原さんからも「最高だった」という言葉がありました。

今回は初開催だったこともあり、参加対象を新卒・第二新卒入社社員に絞っていましたが、大きい規模で、対象者も広げて実施し、当社の文化として継続開催していきたいなと思っています。

閉会式の様子

嬉しかった参加者の声もアンケートから抜粋してご紹介します：

全員参加型の種目が多く、性別も年齢も関係なく楽しめる部分が多かったので時間があっという間にすぎていて最初から最後まで本当に楽しかったです！企画から運営までやっていただき本当にありがとうございました！最高に楽しませていただきました！！
年次や部署の異なる方々と、仕事から少し離れて密に交流できる貴重な機会を提供いただき、ありがとうございました。運動会のプログラム内容も面白く、「ザ・運動会」の懐かしい雰囲気に「KC（KPMGコンサルティング）らしさ」が相まって非常に楽しかったです。また機会があれば是非参加したいです。

いかがでしたでしょうか。KPMGコンサルティングには、業務やそれ以外の場面でも、やってみたいという想いを行動に移していく社員を応援するカルチャーがあることを感じ取っていただけたでしょうか。

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