こんにちは、KPMGコンサルティング(以下KC)採用チームです。

KCと慶應義塾大学は、最新のテクノロジーの動向からアカウンティングやファイナンス、関連法規など、“起業”に必要な知識を体系的に学ぶ寄附講座「スタートアップとビジネスイノベーション」を、同大学三田キャンパスにおいて実施しました。

本寄附講座は4年連続の開講となり、過去3年間でのべ3,000人を超える学生が受講しており、受講者アンケートでも高い満足度を得るなど好評を博しています。

日本初の世界的スタートアップの創出や未来を担う若手の起業家・イノベーターの輩出に貢献することを目指した本取組についてご紹介します。

 

■なぜ「スタートアップとビジネスイノベーション」なのか?

日本政府は、スタートアップを「社会的課題を成長のエンジンへと転換して持続可能な経済社会を実現する、新しい資本主義の考え方を体現するもの」と位置付け、さまざまな支援を継続して行っています。しかしながら、海外では米国を中心にさまざまなスタートアップが誕生している一方で、国内においては大学発のスタートアップをはじめとした若手の起業家の増加は見られるものの、世界と比較して少ないと言われています。

このような背景から、KCと慶應義塾大学は、複雑化するさまざまな社会課題と最新テクノロジーの視点からイノベーションが求められる背景および実現に向けた仕組みのほか、会計や財務、関連法規など、起業のみならずビジネスパーソンとして必要な基礎知識を体系的に学べる講座を2022年4月から開設しました。

 

■講座概要

講師:KCのビジネスイノベーションユニットに所属するプロフェッショナルが中心に担当し、慶應義塾大学出身の起業家や企業のイノベーション推進担当者などを外部講師に招いて講義を行います。

講義内容:スタートアップのための必須ビジネス知識をはじめ、スマートシティやAI、スポーツなど注目テーマにおけるイノベーションについて、国内外の事例を交えながら講義を行います。

また、2025年度では、従来から実施していたKCが進める“地域活性化プロジェクト”に参加する課外授業プログラムに加え、新たな取組みとして、新規事業の検討から起業までの一連のプロセスを体験する少人数制の事業創発プログラムの実施も行い、さまざまなアプローチで学生の革新的なアイデア創出を後押しします。

 

■講座テーマ

地方創生、スマートシティ、モビリティ、宇宙、AI、スポーツ、脱炭素等におけるイノベーション、スタートアップに必要なファイナンスや会計、関連法規・税務に関する基礎知識 など

 

■参加者の声

経済学部 K.F

「現在起こっているビジネスイノベーションの種類と詳細、ジレンマの部分まで知ることができるのが印象的だった。スタートアップがイノベーションの中でどの役割を担うべきなのかについてより深く考えたい。」

 

商学部 H.K

「現在経営の先頭に立っているスタートアップ経営者からの講義を受けることができる点に惹かれてこの講義を受講した。社会的意義を追い求めるスタイルや市場競争力を重視するような現実的なスタイルなど、さまざまな起業家スタイルがあることが興味深く、自分の将来において起業という新しい選択肢を与えてくれる講義だと感じた。」

 

経済学部 K.M

「KPMGコンサルティングが関わっているビジネスイノベーションについて、今回は次世代型のモビリティなどの知見が深まった。大学生として学んでいく中では知りえなかった業界やイノベーションが、この講義を通じて自分の知見となり、日々のニュースを見る目に変化があったのが自分にとって大きいと感じる。また、イノベーションの最先端に挑戦する経営者が自身のビジネスやビジョンを話す姿はとても輝いており、私も将来そうありたいと感じた。」

 

慶應大学寄付講座について、若手起業家を交えての対談記事も公開されています。

【慶應大×KPMG】若者の「起業」が当たり前の選択肢になる未来へ – KPMGジャパン

講座を担当する経済学部の中妻照雄教授と、若手起業家、KPMGコンサルティングの倉田が、講座の意義や今後の展望について、イノベーションマインドの持ち方について語っています。