社員インタビュー

Interviews

KPMGコンサルティング

世の中の安定に貢献できる、意義のある仕事。

中田 淳平

セクター部門
パートナー
2007年入社

SI業界において、システムエンジニアとしてキャリアをスタート。営業職を経て、2007年にKPMGビジネスアシュアランス(現KPMGコンサルティング)入社。現在はアソシエイトパートナーとして、金融機関を中心に主にIT領域のリスクマネジメントの支援を行うとともに、採用や新人教育にも力を入れる。

SI業界の経験を活かしてリスクマネジメント分野へ

前職のSIベンダーではSE職と営業職を経験しました。営業として日々クライアントと向き合う中で、クライアントのリクエストをただ打ち返すだけではなく、そもそものリクエストの元になっている企業の方向性を決定する仕事に関わりたいと考えるようになりました。部門異動やベンチャー企業への転職も考えましたが、高いスキルを身につけるためには知見を豊富に持つ組織で働くことが近道だと感じ、コンサルタント職を志望しました。

リスクマネジメント分野であれば、システム畑の知識や経験を活かしやすいと思い、KPMGビジネスアシュアランス(現KPMGコンサルティング)へ入社。他社も検討しましたが、当時からリスクコンサルティング分野でメジャーな存在であったことと、採用担当者の印象が良かったことがKPMGコンサルティングを選んだ理由です。常にチャレンジできる環境があり、居心地の良さもあって、気づけば転職から10年程KPMGに籍を置いています。

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クルマで例えるなら、ブレーキのような役割

リスクマネジメントの仕事は、クルマで例えるならばブレーキのような役割を担っています。自動車はアクセルだけでは安全が確保できませんし、行きたい方向に曲がることもできません。一方でブレーキを踏み過ぎても期待するスピードにはならないため、ちょうど良い踏み具合が必要になります。
これは、企業活動においても同じことが言えると思います。例えば銀行システムの場合、システム障害対策や情報セキュリティについて何も取組みがなければ安定したサービスを提供することはできません。しかしながら過剰な対策をとった場合は過大なコストが掛かり、企業として適切な利益の確保が難しくなります。

ITに関わるリスクマネジメントは、システム障害への対策、情報セキュリティ、外部委託管理、地震に対するBCP(事業継続計画)等、幅広い領域にわたります。私たちは調査分析を基に発生可能性と影響力を見定め、優先順位を付けながら企業の方々と共に対応策を考えていきます。そういう意味では、私たちの仕事はブレーキでもあり、企業を安全に導くナビのような存在でもあると言えると思います。

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世の中の仕事は、すべてITとつながっている

私はリスクコンサルティング部門の中で、主にIT関連のリスク管理を担当しています。ディレクターとしては、クライアント・リレーションシップの構築、プランの提案、プロジェクトのデリバリー(コンサルティングサービスの提供)、請求までをリーダーとして主導することが主な役割です。IT領域のリスクマネジメントをする中で感じるのは、世の中の仕事のすべてがITとつながっているという事実。だからこそ、1つの見落としが大きな損失につながることを忘れてはなりません。
また、企業のリスクを防ぐことは、同時に世の中の安定に貢献することでもあります。そういった意味でも、私たちが発見したリスクに関して、経営者の方々やシステム担当の方々とディスカッションし、提言できることは私にとってやりがいのある仕事です。日々アップデートされる脅威に対応することは社会的な意義も含め、退屈とは無縁の仕事だと感じています。

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自分のPDCAを回せる人が成長できる

ディレクターとして、採用や若手教育にも携わっています。多くの人を見てきた中で思うのは、個人が成長するためには「自らのPDCAサイクルを回すこと」が、非常に重要であるという点です。企業のPDCAをリードするコンサルタントになるためには、闇雲に努力するのではなく、自らのPDCAを回しながら自分の課題を見つけて克服するために何が必要かを見極め、実務や勉強を通して改善を続けることが必要だと考えています。

自分の課題さえ明確になれば、当社には研修等の教育インフラもありますし、さまざまなバックグラウンドを持つ先輩に直接教わることもでき、成長に必要な環境は充分揃っていると思います。
私自身もまだまだ成長途中ですが、成長意欲の高い人にぜひ入社いただき、共に向上していきたいと思います。

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。