社員インタビュー

Interviews

KPMGコンサルティング

目指すのは個が強いコンサルティングファーム。

佐渡 誠

執行役員 パートナー
ビジネスイノベーション統轄
バリュートランスフォーメーション統轄
2014年入社

日系大手印刷会社にて広告営業等を経験した後、外資系戦略コンサルティングファームへ転職。その後、15年以上、戦略コンサルタントとして通信、消費財、家電、製造業等の企業に対して成長戦略・事業戦略、営業・マーケティング戦略等のコンサルティングサービスを提供。2014年、KPMGコンサルティングの設立に参画。ビジネストランスフォーメーションユニットのパートナーとして経営マネジメント、業務変革コンサルティング等全般に関わり、現在は執行役員経営企画担当。

環境変化にアンテナを張り、プロジェクトを推進する

パートナーの役割は、KPMGコンサルティングの経営陣の一員として経営全てにコミットすることです。マーケットに対してはさまざまなクライアントとリレーションを深めながらプロジェクトを獲得していく責任も負いますし、対社内に対してという点では採用や社員教育等もリードします。
企業のトップ層と定期的に経営イシューについて議論し、その解決の方向性等を示唆することから本格的にプロジェクトが立ち上がるようなケースが多いです。プロジェクトが始まれば、プロジェクトを統括するエンゲージメントマネジャー(ディレクター、シニアマネジャー、マネジャー)をアサインし、全体に責任を持ちつつ、品質チェックやアドバイスを行っていきます。
また、ビジネス環境の変化にアンテナを常に張りながら、進行するプロジェクトを高い視座から見ることもパートナーの重要な役割です。経営層や関連部署の方々も含めた定期的なコミュニケーションを通じて、当初の想定環境を前提に進めてよいか、時流に合わせた調整を図るべきか、常にその判断をしながら価値あるアウトプットを提供できるようにプロジェクトチームに指示を出していきます。

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大切なのはクライアントから必要とされる存在であること

良好なクライアントリレーションを築くためには、クライアントから会う価値があると感じていただき、信頼していただくことが必須条件です。そのためにも、ミーティングの前には経営者の方が何を意識しているのか、何に困っているのか、何に興味があるのかを相手の立場に立ってひたすら考え抜くことに努めています。
誰もが情報にアクセスできることで、情報格差がなくなったと言われますが、翻れば情報過多で本当に欲しいピンポイントの情報に辿り着きにくい時代でもあります。経営イシューを的確に捉えた筋の良い情報を提供できるかが、今のコンサルタントには求められています。情報の形態は書類でも、動画でも、プロダクトでもいいですし、時にはベンチャー企業のCEOや技術者を連れていくこともあります。
相手が求めていることにフィットすれば会話は盛り上がりますし、次の機会にも確実につながっていきます。コンサルティングの仕事も、大切なのは人と人との信頼関係、必要とされるかどうか、です。こうしたコミュニケーションを通じて「また彼に相談したい」「彼なら最後は何とかしてくれる」と評価していただくことがコンサルタントのありたい姿だと思います。

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突破力あるコンサルタントに

若い人たちには突破力のあるコンサルタントになってほしいと思っています。企業の課題や経営者の悩みに向き合う上で、本当に難しい壁にぶつかることが度々あります。そういった壁を突破するために必要なのは「本質を見抜く力」と「ソリューション提供力」です。
ニュースや人の話を鵜呑みにするのではなく、本当の課題はどこにあるのかを自身に何度も問い直して、表層的な問題ではなく何がその根本的な本質課題なのかを見抜く力がまずは何よりも大切です。
次に、その本質的課題に対して、どういう解決策やソリューションをオーケストレートしていくのかを自分なりに考え仕立てていく力が「ソリューション提供力」です。不確実かつデジタル化が進む時代において、ソリューションは多種多様になってきています。お仕着せのソリューションではなく、いかにエッジの利いたソリューションを自らが企画・提案していくことができるか、画餅に終わらせずにそれを仕立てる力があるか。「発想力」と「仕立てる力」までもが求められます。

すぐに突破力を身につけることは難しいかもしれません。だからこそ、新卒入社の人や業界未経験の方、そして全コンサルタントに向けた教育体制強化にこだわっています。構造化思考、仮説思考等、財務会計といったコンサルタントとして足腰をしっかり鍛えるプログラムにとどまらず、変化の激しいデジタルトレンドやテクノロジーを学ぶようなプログラムにも力を入れています。KPMGのこうしたさまざまなプログラムを通して、成長していっていただければと思います。

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個が強いコンサルティングファームであれ

まだ若いKPMGコンサルティングは、すでに何十年もの歴史があるファームと比較すると、良い意味でも、悪い意味でもビジネスモデルができ上がっていません。言い換えると、会社が注力するでき上がったソリューションやサービスメニューで利益を得るのではなく、コンサルタント個人の力でクライアントから対価をいただく、つまり個々を拠り所としながら共に成長していくフェーズに今はあるのです。

私がこの会社の立ち上げに参画しようと決めた理由もそうでしたが、個人の力を磨きながら人間味のあるコンサルティングをやりたいと思う人にとっては、KPMG以上に魅力的な環境はないと思います。企業の成長に合わせて今後ビジネスモデルも進化させていくのでしょうが、この個を大事にする、そして個が強いコンサルティングファームでありたい、と考えています。また、設立間もないこともあり、企業全体の風通しがいいことも特長です。自分らしく働きたい、挑戦したいという人はぜひKPMGで一緒に働きましょう。

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。